当院について
京都市下京区の有床診療所 「南部産婦人科医院」
昭和13(1938)年に産婦人科診療所を開設。昭和20(1945)年に産婦人科単科病院「南部病院」となり、60年余り地域医療に貢献しました。その後、平成11(1999)年10月より「南部産婦人科医院」として新たなスタートを切り、3代にわたり85年以上の歴史があります。 産婦人科は産科、婦人科、不妊治療から女性内分泌内科まで幅広い分野をカバーしています。私たちは、女性の妊娠、出産、育児にかかわるのは当然ですが、 “すべてのライフステージをトータルサポートできる産婦人科”をめざし、地域医療に貢献しています。 当院のロゴマークは、女性のすべてのライフステージ、すなわち、胎児期、新生児期、少女期、思春期、青春期、性成熟期から壮年期、更年期、老年期までを象徴して現わしています。
★ 家族で見守る、安全・安心な自然分娩
病室はすべて個室の洋室か和室で、アットホームな雰囲気で過ごすことができます。早期のママカンガルーケア(母子接触)とともに、早期のパパカンガルーケア(父子接触)を行っています。
★ 女性医師による外来診療
診療は、男性医師だけでなく、女性医師が担当する時間帯を設けています。男性医師にはちょっと話しづらい・・・という方は気軽に相談されるといいでしょう。
★ 大型無料駐車場を完備
遠方からの来院にも便利な18台分の駐車場があります。ゆったりとしたスペースが確保され、来院はもちろん、入院期間中やお見舞いにも無料で利用していただけます。
★ 24時間かかりつけ医体制で安心
それぞれの患者さんに対し、産婦人科専門医が主治医となり、一貫した医療体制を築いています。入院施設も完備し24時間、医療スタッフと連携した体制で対応します。
★ 助産師・看護師による一貫したサポート
外来通院中はもちろん、母親教室、安産教室、妊婦ヨガ、産後母乳指導、新生児指導、ベビーマッサージ、母乳外来、卒乳相談など、外来・入院の区別なく、一環して患者さんをサポートします。
★ 院内処方で時間が省けます
原則としてお薬は院内処方で、会計時に受け取ることができます。外部の薬局に寄る必要もなく、プライバシーの保たれた状態で、経済的にもメリットがあります。
★ 4D超音波画像の無料クラウド保存とDVDプレゼント
当院で出産予定の妊婦さんは、妊婦健診の際の繊細な4D超音波画像(写真と動画)を自宅からも見ることができます。出産後1カ月検診の際にお子さんの出生記録としてDVDをプレゼントします。
★ 産婦人科医による禁煙外来
皆さんもご存知のとおり、喫煙は日常の健康をはじめ、妊娠や出産にも大きな影響を与えかねません。当院は、京都市内でも数少ない禁煙治療のできる産婦人科医院のひとつです。
★ 子宮頸がんの精密検査
当院では、子宮頸がん検診だけでなく、異常が発見された際の精密検査も行っています。 健康診断等で異常が見つかった場合にも、初診より精密検査ができますので、電話予約をしてください。
待合室
受付終了後は外出も可能。自由にくつろいでお待ちください。無料Wi‐Fiも完備。
外来診察室
明るい診察室で、問診・診察・超音波検査等を実施。横になった姿勢で超音波画像を見ることができます。
個室:洋室タイプ ★(20㎡)★
家族でくつろぐことのできる洋室で、電動式ベッドとベービーベッド(ベビーコット)、ソファーベッドも備えており、家族の宿泊も可能です(諸条件あり)。無料Wi-Fi,テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ユニットバス、シャワートイレ(一部)を標準で設置。 それぞれの部屋にはベビースケール(体重計)があり、赤ちゃんの体重を常に測りながら成長を見守ることができます。
個室:和室タイプ ★(10帖)★
家族でくつろぐことのできる10畳の和室で宿泊も可能です(諸条件あり)。無料WiFi、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ユニットバス、シャワートイレ(一部)を標準で設置。宿泊用寝具の貸出しもあり(一部有料)。ご家族の多い患者さんには人気です。
分娩室
幅広い分娩台で、楽な姿勢で陣痛の時を過ごせます。ご主人やご家族の立ち会い出産も可能(諸条件あり)。分娩後にカンガルーケア、早期授乳を行います。
ラウンジ
母親教室や母乳外来、マタニティーヨガ、ベビーマッサージなどを定期的に実施しています。
家庭的で安心安全な医療をめざして
南部産婦人科医院では開院以来、のべ3,200人の新しい命が誕生しています。 スムーズに生まれ、すぐ元気に泣き始めたり、すぐにおっぱいを飲み始める赤ちゃんから、長い陣痛の後、吸引分娩や緊急帝王切開分娩となる方まで、お産には大きな個人差があり、AI で計るようにいかないのが現状です。 学生時代は、山歩きやサイクリングなど、身体を動かすことを楽しみましたが、現在の私の生きがいは、出産に立ち会わせていただくこと、と言っても過言ではありません。 新しい生命との出会いに、日々ワクワクしながら、患者さんに接しています。 京都大学医学部の研究生活では、婦人科がんの病理研究に携わりました。開業後も、子宮ガン検診で精査が必要な患者さんの病理検査などを中心に数多く診察をしています。中には病変が進行し、腫瘍部分の切除手術を行なった症例もあります。 診療を行うにあたり、状況に応じた経過観察と治療の選択を心がけています。 これからも産科領域だけでなく、婦人科領域でも家庭的かつ安心安全な医療をめざし邁進して参ります。少しでも心配なことがあれば、気楽に受診してください。
南部産婦人科医院 院長
南部 吉彦
南部 吉彦
Yoshihiko Nanbu
経歴
1981年
大阪医科大学卒業
京都大学医学部付属病院産婦人科にて研修医
1983年
国立京都病院勤務
1986年
京都大学医学部婦人科学産科学教室にて研究生・非常勤医員として研究生活(婦人科腫瘍学・病理学)博士論文作成
1990年
京都桂病院勤務
1999年
南部産婦人科医院勤務(副院長)
2017年
南部産婦人科医院院長資格
医学博士(京大医博)
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
母体保護法認定医
所属学会
日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、近畿産科婦人科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本内分泌学会、日本生殖医学会、日本婦人科腫瘍学会、日本エンドメトリオーシス学会、日本頭痛学会、日本産婦人科手術学会
南部 香成子
Kanako Nanbu
経歴
1986年
京都大学医学部卒業
京都大学医学部付属病院にて研修医
1987年
京都医療センターレジデント
1989年
京都医療センター勤務
1993年
京都大学医学研究科研究生
1999年
京都逓信病院勤務
2000年
京都大学医学部付属病院産婦人科(助手)
2002年
南部産婦人科医院勤務資格
医学博士(京大医博)
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
母体保護法認定医
所属学会
日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、近畿産科婦人科学会、日本癌学会、日本婦人科腫瘍学会
北野 照(非常勤)
Akira Kitano
経歴
2018年
大分大学医学部卒業
新京都南病院にて研修医2020年
京都大学医学部付属病院勤務2021年
京都医療センター勤務2022年
京丹後市立弥栄病院勤務
京都医療センター勤務2023年
長浜赤十字病院勤務
南部産婦人科医院勤務資格
医師免許
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
所属学会
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助産師、看護師、看護助手ともに、経験豊富なスタッフが、外来、入院、分娩の全てに関し、患者さんと同じ女性として、また母親として、どんな小さな相談ごとにも親身にサポートいたします。不明な点があれば、何なりとご遠慮なくお問合せください。
初めて産婦人科を受診される方へ
ためらわず気軽に受診しましょう
産婦人科の受診は、恥ずかしい・内診が痛そう・他人に知られたくない、などの理由でためらうことが多いのではないでしょうか? しかし、あなたが症状を我慢すればするほど悪化したり、その後の治療が大変になるものです。自分のからだのことは、あなた自身が一番よく知っているはずです。 当院では症状をよく伺ったうえで、承諾を得て診療を行ないますので、必ず内診をするわけでもありません。また、女性医師による診療も行っていますので、心配なことがあれば、気軽にお尋ねください。
予約制で安心して受診できます
当院は原則として初診時は予約制です。できるだけ前日の診療時間内(20時まで)に電話で予約をしてください。その際に不安なことがあれば、気楽にお聞きください。 予約なしの当日受診も可能ですが、外来の状況により、お待ちいただくこともあります。 また、事前に問診票を記入し持参いただければ、スムーズな受診につながります。 来院時には、マイナンバーカードまたは健康保険証を忘れずに持参ください。紹介状や健康診断の結果、おくすり手帳もあれば忘れずにお持ちください。 受付が終了すれば、一時外出も可能です。
再診の方へ
Webなら24時間いつでも予約できます
再診の際は、前日20時までにWebで予約してください。また、オンライン診療も可能ですので、ご希望の方は医師の診察終了時にその旨をお伝えください。 やむをえず当日の場合は、電話で予約をお取りください。外来の混み具合により、お待ちいただくこともあります。 前回の受診が3カ月以上前の場合、再度問診表を記入していただくこともあります。 受付にてマイナンバーカードまたは健康保険証を提出してください。 症状が急変した場合には、まず電話にて連絡をお願いします。
にんしんホッとナビ
京都市在住で、突然の妊娠に悩まれている方や産婦人科への受診をためらわれる方など、妊娠、不妊症、不育症などに関しメールで無料相談できる”にんしんホッとナビ”があります。
また、京都府内には“妊娠出産・不妊ほっとコール”もあります。こちらは、平日の電話相談窓口です。こうした機会を気軽に利用してください。