当院は1938年に産婦人科診療所として開設し、その後1945年に産婦人科”南部病院”となり、さらに1999年より”南部産婦人科医院”として三代にわたり地域に密着した産婦人科医療を目標に掲げ、分娩を継続して参りました。これもひとえに皆様のご支援、ご厚情の賜物と感謝致しております。
この度、諸般の事情により2025年3月末をもち、分娩の取扱いを一旦中止させていただきます。当院で分娩を希望される患者さまに、多大なご迷惑をお掛けすることとなり、心よりお詫び申し上げます。
分娩の取扱いは中止いたしますが、今後とも、妊娠初期から妊娠30週過ぎまでの妊婦健診は継続して参ります。京都府外へ里帰り出産や京都市内での出産をお考えの患者さまには、ご意向をお伺いしたうえで、総合病院や産科クリニックを紹介させていただきますのでご安心ください。
今後、当院では引き続き、婦人科診療、更年期診療、漢方診療、不妊治療、女性医学領域、緊急避妊薬やピルの処方、各種ワクチン接種、禁煙指導、オンライン診療等で、地域に密着した診療を継続していきます。
特に、子宮頸部初期病変の精密検査、流産手術、人工妊娠中絶術、子宮鏡検査等に注力して参ります。
今後も、地域の女性に寄り添う医療に邁進いたしますので、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。